当社では、2010年頃から合成皮革のリサイクル事業に取り組んでいます。従来は廃棄してしまっていたものを、独自技術によりリサイクルすることで、CO2(二酸化炭素)の排出量を減らし、環境負荷の軽減に貢献しています。
関係会社から排出された合成皮革の廃材を丁寧に選別し、その廃材を剥離してリサイクルへとつなげています。さらに、廃材のペレタイズを実現することにより、水平リサイクル(※)を目指しています。
当社では、2010年頃から合成皮革のリサイクル事業に取り組んでいます。従来は廃棄してしまっていたものを、独自技術によりリサイクルすることで、CO2(二酸化炭素)の排出量を減らし、環境負荷の軽減に貢献しています。
関係会社から排出された合成皮革の廃材を丁寧に選別し、その廃材を剥離してリサイクルへとつなげています。さらに、廃材のペレタイズを実現することにより、水平リサイクル(※)を目指しています。
水平リサイクルとは、使用済みの製品が一旦資源となり、また同じ製品が生まれることを指します。これにより、資源を長い間循環させることができ、資源の節約やCO2排出量の削減へとつながります。
一口に合皮と言っても、その種類は多岐にわたります。当社では、「塩ビレザー」「TPOシート」「ABSシート」など様々な合皮のリサイクルに柔軟に対応します。
また、効率の良い生産体制・品質管理体制を構築することで、低コスト化を実現しています。
独自技術を駆使したリサイクルにより、高いリサイクル還元率を実現。新たに原材料を作る場合と比べ、CO2(二酸化炭素)排出量を大幅に削減し、環境負荷軽減に貢献しています。
CO2削減量 約130トン/1日あたり
※新たに原材料を作る場合に排出するCO2の重量です。
合成皮革の選別には、機械では判別できない細かい手作業が必要とされます。リサイクルに適したものかどうかを見極め、色・形・用途など、混在する異なる合皮の中から人の手により丁寧に選別しています。
またこの作業は、ハンディキャップを持つ方などへの雇用を創出しており、当社が重きを置く“ダイバーシティの実現”へとつながるものでもあります。
選別
剥離
リサイクル